主な対象
企業・団体トップや健康経営、人事総務担当者

がんリテセミナー

働く世代のためのがんリテラシー向上プロジェクト

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第1回:企業が取り組むウェルビーイング経営と禁煙推進
~企業の先進事例から見るがん予防につながる禁煙の取り組み~(2023年2月開催)

がん予防のスタートライン、禁煙。その成否は企業風土と密接にかかわっています。日本対がん協会などが参画する禁煙推進企業コンソーシアムと、社員の禁煙率99.9%を達成したロート製薬(株)の講師が成功事例とその背景を語ります。

米田 哲郎 氏(禁煙推進企業コンソーシアム事務局長)

1978年生まれ。株式会社電通でヘルスケア関連の新規事業支援などに携わった後、独立。企業の健康経営やヘルスケア関連事業立ち上げのコンサルティングに携わる。
日本対がん協会や東京都医師会などの団体・企業が集まって2019年4月に結成した禁煙推進企業コンソーシアムにも参画し、現在、事務局長を務める。株式会社シー・ピー・ユー代表取締役社長。

圓尾 奈緒美 氏(ロート製薬株式会社人事総務部 健康経営推進グループリーダー)

2004年入社。プロダクトマーケティング部で目薬、内服医薬品や健康食品など消費者のヘルスケアニーズにこたえる商品企画の業務を経て、2021年から現職。社員一人一人が自らの健康を考えて行動変容を起こし、ウェルビーイングを実現できることを目指して、社内の制度の構築・施策運営などに携わっている。

第2回:ダイバーシティ&インクルージョンの視点から~がん治療と就労(2023年4月開催)

一人ひとりが望む働き方に向き合いながら、治療と就労の両立を支援する。これからの企業に求められる、強い組織づくりの礎となる考え方を、そして実際のがん患者の声を聴くことの大切さを語ります。

本多 由紀 氏(株式会社資生堂 ダイバーシティ&インクルージョン戦略推進部長)

1989年入社。12年間の営業経験を経て、2001年より本社へ異動。経営企画、CSR、人事を担当後、資生堂ジャパン㈱人事本部長を経て2022年から現職。
ダイバーシティ&インクルージョンの全体戦略策定、女性活躍、化粧の力による心理社会的作用向上などを重点テーマとし、グローバルでアクションをリード。 2022年より公益財団法人日本対がん協会理事。

髙木 健二郎 氏(一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングス代表理事)

1963年生まれ。広告代理店勤務。48歳の時に「胸部食道がんステージ3」と告知され、2クールの抗がん剤治療後、食道を切除し胃を管状に再建して食道の代用とする食道亜全摘胃管再建術を受ける。2020年、国内に患者会が無く孤立しがちだった食道がん患者の支援団体を仕事と両立しながら設立。2021年より日本食道学会広報委員も務める。

第3回:働く世代のヘルスリテラシーと企業のがん対策(2023年5月開催)

世界的には最下位に位置する日本のヘルスリテラシーの現状と課題、これからの企業に求められるがん対策について講演します。

中川 恵一 氏(東京大学大学院医学系研究科総合放射線腫瘍学講座 特任教授)

1960年生まれ。東京大学医学部卒業後、同医学部放射線医学教室に入局。スイスのポール・シェラー研究所を経て2002年、東京大学医学部附属病院放射線科准教授。03年~14年、同病院緩和ケア診療部長を兼任。厚生労働省がん対策推進企業アクション議長、がん検診のあり方に関する検討会構成員。日本経済新聞で「がん社会を診る」を連載中。