千歳丘高校で授業/東京都世田谷区

2021.3.18

講師:大塚彩実職員

日本対がん協会は、3月18日、東京都立千歳丘高校(世田谷区)で行われたがん教育授業に協力し、がんサバイバー・クラブ担当の大塚彩実職員(写真)を講師として派遣しました。

2年生を対象にした今回の授業は東京都内に2度目の緊急事態宣言が出されている中での開催となったため、当初計画した講堂などでの集合形式は見送り、別室から生徒がいる各教室へのリアルタイム配信となりました。

担当した大塚彩実職員は、目の前にいない生徒たちに語りかけるため、スピードやタイミングに普段以上に気を遣いながら授業を進行。家族に支えられながら乳がん治療に取り組んだ経験を語りました。さらに、「がんは誰にでもなりうる病気。周りの人から『がんになった』と告白されたときは『がんになったのはあなたのせいではないよ』と寄り添ってあげてください」と呼びかけました。