大島西中学校で授業/東京都江東区
2021.12.16
講師:古川孝広先生
人数:2年生約150人
12月16日、東京都江東区立大島西中学校で2年生約150人を対象としたがん教育の授業があり、日本対がん協会は外部講師の派遣で協力しました。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言は解除されたものの、授業はマスク着用、換気、座席間隔を広げるなどの感染予防にも配慮したうえで、生徒と講師が向き合って実施されました。
講師を務めたのは、がん研有明病院先端医療開発センターがん早期臨床開発部長の古川孝広医師。クイズ形式で生徒に質問しながら、がんの発生や予防について説明し、家族や身近な人にがん検診受診を勧めるよう求めました。また、外科手術、抗がん剤、放射線などによるがん治療の解説では、いまの仕事である新薬開発の分野に触れ、「将来の進路として医療分野を選択肢の一つにしてほしい」と呼びかけました。