大島中学校で授業/東京都江東区
2022.2.18
講師:濱島明美職員
人数:2年生約100人
日本対がん協会は、2月18日、東京都の江東区立大島中学校で行われたがん教育授業に協力し、がんサバイバーの職員を外部講師として派遣しました。
2年生約100人を対象にした今回の授業は、新型コロナウイルス感染症が再び拡大する中での開催となったため感染防止対策としてオンライン会議システムを採用。がんサバイバー・クラブの濱島明美職員が講師となり、学校外から教室にいる生徒とパソコン画面を通して対面しました。
乳がんが再発し、働きながら抗がん剤治療を続けている濱島職員は、がんの基本的な知識とともに、自身の闘病体験を語り、命の大切さを伝えました。また、4月から約9年ぶりに積極的勧奨(個別通知)が再開され、2年生の女子生徒も対象になるHPVワクチン接種についても説明。子宮頸がんの予防に有効とされる一方、接種後に発熱、痛みや腫れ、失神するなどの副反応がまれに起こることがあり、メリットとデメリットを知ったうえで接種するか、しないかを判断するようアドバイスしました。