足立工業高校で授業/東京都足立区
2022.11.16
講師:横山光恒職員
人数:全学年約400人
日本対がん協会は11月16日、東京都立足立工業高校(鴻野誠校長)が実施したがん教育授業に協力し、がんサバイバーの職員
横山光恒マネジャー(肉腫サバイバー)を外部講師として派遣しました。
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中、同校は感染防止に配慮しながら授業を実施。全学年約400人が対象で、2年生は体育館で直接話を聞き、1年生と3年生はオンライン会議システムで結んだ教室から授業に参加しました。
横山マネジャーは、日本人の生涯の中で2人に1人はがんになるおそれがあること、がんは40年以上、日本人の死因の第1位であること、生活習慣に注意することでがんになるリスクを下げられることなどを説明。続いて、自身の体験として、がんの告知を受けた後の心の葛藤、がん患者としての孤独感、家族への想いなどを振り返りました。
また、闘病中、がん患者や家族を支援するチャリティー活動「リレー・フォー・ライフ」への参加をきっかけに、がんを乗り越えて生きていくことを強く意識したと語り、最後に、家庭でもがんについて話し合ってほしい、と呼びかけました。