雪谷中学校で授業/東京都大田区

2024.3.7

講師:堀均さん

人数:2年生約130人

大田区立雪谷中学校では3月7日、2年生の「総合的な学習の時間」でがん教育を取り上げました。日本対がん協会はがんサバイバーの職員を外部講師として派遣し、授業に協力しました。
がんについて学び、自分も周りの人も大切に思える気持ちを育てるとともに、家族と健康の大切さやがんの早期発見について話すことが授業の狙い。授業は体育館で実施し、生徒・教員約130人が参加しました。

がんサバイバー・クラブスタッフの堀均さんが講師となり、がんは遺伝子の変異が原因で誰にでも起きることであり、日本では毎年約100万人が新たにがん患者になっていると説明。「加齢で免疫力が下がるとがんになりやすく、喫煙や塩辛い食べ物などの生活習慣や遺伝、ウイルス感染などはリスクを高める。一方、禁煙やワクチン接種などでリスクは抑えられる。また、初期のがんは自覚症状がないため、検診で早期発見できれば治せる。」と話しました。

堀さんは2000年に健康診断で肺がんが見つかり、その後2度手術を受けました。治療中は仕事を休み、家族も経済的な不安を感じるなどつらい思いをしました。2006年から患者支援や研究者支援でがん征圧をめざすチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」に取り組んでいます。身近な人ががんになったら「誰のせいでもないよ」と寄り添ってほしいと呼びかけました。

講演後、生徒の一人は「がんという病気を身近に感じられた。正しい知識を身につけて対応したい」と話しました。