稲城第二中学校で授業/東京都稲城市

2024.3.11

講師:堀均さん

人数:3年生約100人

稲城市立稲城第二中学校では3月11日、3年生の「総合的な学習の時間」にがん教育の授業が実施され、約100人が参加。がん予防や検診について理解を深めるとともに、がん患者への接し方や健康を守ることの大切さなどを学びました。

講師は日本対がん協会が外部講師として派遣した、がんサバイバー・クラブスタッフの堀均さん。「人間の細胞は約37兆個あり、新陳代謝が繰り返される中で変異した細胞ができる。通常は体の免疫で修復や排除されるが、そのまま増えるとがんになる」と説明。予防はできないが、禁煙やバランスの良い食事、適度な運動など生活習慣の改善、感染対策などでリスクを下げられるとアドバイスしました。また、早期発見できれば治る可能性が高いため、がん検診を受けることが大切だと話しました。

堀さんは2000年に肺がんと診断されて2度の手術を受けました。その後、生かされた命で恩返しをしたいと考え、患者支援や研究支援でがん征圧をめざすチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」に取り組んできました。「命を大切にし、身近な人ががんになったら優しく寄り添ってほしい」と話しました。

最後に、生徒から「誰でもがんになる可能性があるが、早期発見で治せる。それには検診が大切だとわかった。貴重な話をありがとうございました」とお礼の言葉がありました。