滝合小学校で授業/東京都日野市

2024.11.15
講師:阿蘇敏之職員
人数:6年生約70人
日本対がん協会は11月15日、東京都日野市立滝合小学校での保健の授業の外部講師として、がんサバイバーの協会職員を派遣し、闘病体験を通してがんに関する知識や健康の大切さなどを伝えました。
この日の授業は6年生対象で70人あまりの児童と教員が参加しました。講師は、地域ぐるみでがん患者・家族を支援するとともに、がん征圧をめざすチャリティ活動リレー・フォー・ライフ(RFL)を担当する阿蘇敏之職員が務めました。「がんについて知ろう ~正しい知識と予防 自分にできることを考えよう~」と題して、20歳でのがん告知と治療、43歳での転移再発などの経験を振り返りながら、なぜがんになるのか、がんの治療にはどんな方法があるのか、治療方法の選び方といったことを、クイズを交えながら解説しました。
がんは誰でもかかる可能性がある病気ですが、早期のがんは約9割が治せます。早期のがんを見つけることができる検診を定期的に受け、何か症状があれば医療機関で受診することが大切だとしました。
がんの治療中は抗がん剤の副作用による脱毛や倦怠感、吐き気などに悩まされましたが、笑顔で接してくれた家族、医療スタッフらに支えられて「ひとりじゃない!」と実感しました。治療によって、自分でできなくなったことがあれば、誰かに声をかけて手を借りればよく、助けが必要な人がいたら声をかけてほしいと呼びかけました。「少しの勇気が大きな笑顔になる」
最後に、阿蘇職員は「この授業で思ったことや感じたことを家族と話し合ってほしい」と促しました。
質疑応答では、児童から「家族にがんになった人はいますか」「がんの種類はどのくらいありますか」「がんを予防する方法はありますか」などの質問が出されました。また、「早期発見と適切な治療が大切だとわかりました。規則正しい生活をしていきたい」との感想が聞かれました。