2019年12月13日

お知らせ

垣添忠生・日本対がん協会会長が日本学士院会員に

 日本学士院(井村裕夫院長)が12月11日、新会員7人を選定したことを発表し、垣添忠生・日本対がん協会会長がその1人に選ばれました。学士院会員は、学術上、功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員で、今回は垣添会長のほか、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長ら5人が自然科学の第2部で、刑事訴訟法が専門の井上正仁・東京大学名誉教授が人文科学の第1部の新会員になりました。
垣添会長の業績については、膀胱がんの基礎研究や、膀胱がんの患者の腸から作った新しい膀胱を尿道に吻合することで、膀胱の全摘手術を受けた後も尿道からの自然排尿を可能とする術式を、男性では国内で初めて、女性では世界で初めて成功したことが挙げられました。
 
日本学士院の発表は以下を参照してください。
https://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2019/121201.html