米国屈指のがん専門病院での研修　希望者募集　今年度から2人に

  日本対がん協会は8月1日付で、米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの協力の下で実施している研修プログラムの希望者の募集を始めました。3年目を迎えた今年度、できる限り多くの医師に視野を広げてもらおうと、同センターの理解を得て募集の枠を従来の1人から2人に拡大しました。奨励金も1人200万円に倍増させました。締め切りは10月30日（必着）です。多くの方々の応募をお待ちしています。
  この研修プログラムは、「RFLマイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞」で、一般社団法人「オンコロジー教育推進プロジェクト」の支援を受けて2010年度から始めました。地域のがん医療を担っていこうという志をもった日本の若手の医師に約1年間、MDアンダーソンがんセンターで学んでもらうもので、上野直人・同センター教授のアドバイスを受けて実施しています。
  運営の基になっているのは、がん患者・家族を支援するイベント、リレー・フォー・ライフに寄せられる寄付です。リレー・フォー・ライフは、日本対がん協会が、各地の実行委員会と一緒に開催しているもので、がん患者・家族を支援するために寄付を募るイベントです。がん医療を充実させることこそが、がん患者・家族を支援することにつながります。がん医療の充実には、それを担う医師の養成が欠かせません。日本対がん協会は「奨学医制度」を設けて国内での研修を実施しています。MDアンダーソンがんセンターでの研修は、この一環で、国内での研修とは違ったことが学べると期待しています。
  希望者は申請書をダウンロードし、必要事項を記入したうえで、下記まで郵送してください。日本対がん協会内に設けた助成審査委員会で一次選考し、MDアンダーソンがんセンター側で2時選考をします。
  〒100-0006東京都千代田区有楽町2-5-1　有楽町センタービル(マリオン)13階　公益財団法人日本対がん協会・助成審査委員会　MDACC係あて
問い合わせは、日本対がん協会広報担当マネジャー小西（☎０３−５２１８−４７７１）までお願いします。
申請書は「

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