2024年07月12日

【９月末締切】2024年度がん検診研究助成事業の公募を開始！－がん検診研究の進化を目指して、多様な分野を対象に実施－

公益財団法人日本対がん協会は、2024年度「がん検診研究助成事業」の公募を７月から開始しました。募集期間は９月30日が期限です。
 
コロナ禍で減少したがん検診受診者数は回復傾向にありますが、まだ明確に確認できている状況だとはいえません。一方で、2023年度から始まった国の第4期がん対策推進基本計画では、がん検診受診率60％という目標が掲げられています。こうした課題の解消に向けて、がん検診にかかわる基礎・臨床研究から、普及啓発に向けた手法の開発、課題の抽出に向けた社会調査まで、幅広い分野を対象に研究助成に取り組みます。
 
公募の詳細については、下記の特設ページよりご覧いただけます。
＊特設ページでは2023年度の採択結果も掲載しています。
 

 
■助成の趣旨
公益財団法人日本対がん協会は、がん検診の質や受診率の向上をはじめとするがん検診の研究課題について研究概要の公募を行い、優れた研究を対象に助成を行う。
 
■研究課題
がん検診にかかわる基礎研究、臨床研究、普及啓発に関する研究の３分野からある程度均等になるように選ぶ。
【分野１】基礎研究（がん検診技術の開発に向けた基礎研究等）
【分野２】臨床研究（がん検診研究の基礎から臨床への橋渡し的な研究等。企業が実施する治験等は対象としないが、医師主導治験は対象とする）
【分野３】がん検診の受診率や質の向上、普及啓発に向けた手法の開発、社会調査等
 
■申請資格
日本国籍を有し、国内の大学や研究機関、医療機関、対がん協会支部に所属する研究者及び医療従事者。過去３年以内に喫煙に関係する団体から助成を受けた者を除く。
 
■助成金額
１件あたり500万円を限度（総額2000万円）
 
■募集期間・申請方法
2024年７月1日（月）～2024年9月30日（月）17時迄【必着厳守】
日本対がん協会公式サイト内の特設ページからダウンロードした研究助成金申請書に必要事項を明記の上、必要な資料を添えて送付すること。