2025年11月14日
お知らせ
【活動報告】ピンクリボンフェスティバル2025_早期発見・適切な治療の大切さ、患者支援を呼びかけ
乳がん月間の10月、日本対がん協会を含むピンリボンフェスティバル運営委員会は、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝え、乳がん患者を支える「ピンクリボンフェスティバル2025」を開催しました。
■最新の乳がん医療トピックスを配信
ピンクリボンフェスティバル2025の公式サイトでは、10月1日から「ピンクリボンシンポジウム」の動画を公開しています。専門医の先生方に「最新の乳がん医療トピックス」をテーマにご講演いただいています。
【乳がん講演1】アジアと欧米の違い Bridging across the Pacific 石川 孝 先生
【乳がん講演2】AYA世代の乳がん 渡邊 知映 先生
■オープニングナイト
月間初日の1日夜は「オープニングナイト」を開催。乳がんサバイバーでモデル・タレントの梅宮アンナさん、同じく歌手の麻倉未稀さんがゲスト出演し、闘病体験などを語るトークショー、ミニライブが行われ、約400人が来場しました。会場ロビーでは、乳がん啓発や患者支援に取り組む団体がブース出展して啓発資料などを配布し、来場者でにぎわいました。取材も多く、テレビ番組でも取り上げられました。ゲストお二人のトークはアーカイブ配信しています。ぜひご覧ください
■「マンガで知るブレスト・アウェアネス」公開

ブレスト・アウェアネス(Breast Awareness)とは、乳房を意識する生活習慣です。普段の自分の乳房の状態を自覚しておくことで、ささいな変化にも気がつくことができるようになります。若いうちから知識を身につけ乳房を意識し、変化を感じたら迷わず乳腺専門医を受診していただくために、ピンクリボンフェスティバルの公式サイトで「マンガで知るブレスト・アウェアネス」を公開しました。啓発活動などに幅広くご利用ください。PDFでダウンロードも可能です。
〇1話 わたしのルーティン
https://pinkribbonfestival.jp/cancer/column/1151/
〇2話 わたしたちのブレスト・アウェアネス
https://pinkribbonfestival.jp/cancer/column/1164/
■街頭啓発イベント
共催、後援、協賛、協力、支援など60以上の自治体や企業団体と連携し、各ステークホルダーに向けて乳がんに関する正しい知識の普及啓発に取り組みました。恒例の、建物やモニュメントのピンクライトアップやピンクリボンバッジの配布・着用などで、一般への啓発と患者や支援者への共感を広く示しました。

また街中のデジタルサイネージや、JR山手線・横須賀総武快速線の車内まど上チャンネルで啓発動画を放映してブレスト・アウェアネス認知度ウェブ調査を行うなど、新たな取り組みも行いました。街頭キャンペーンは、東京では雨天中止となりましたが、神戸ではオリジナル啓発グッズの配布や乳がん検診を実施しました。


■乳がん電話特別相談
対がん協会の無料電話相談「がん相談ホットライン」を担う相談支援室は10月22日~24日、乳がん電話特別相談を実施。治療中の人、診断前の人など、乳がんに関する不安や心配がある人を対象に乳腺専門医で、がん研有明病院乳腺センター乳腺外科医長の片岡明美医師が24人から相談を受けました。利用した方から「専門医に相談できるとはとても貴重です。利用する機会をいただきとても感謝しています」「今後もまたやってほしい」という声が寄せられました。


