2021年03月15日

お知らせ

自治体・健診機関向け 「ナッジ理論」の受診勧奨資材を公開

日本対がん協会は、がん検診を実施する自治体や健診機関が受診者に送る案内チラシ・はがきのフォーマット(ひな形)をホームページ上で公開しました。無料でダウンロードでき、各自治体・機関がそれぞれの日程、会場、申し込み方法に書き換えてお使いいただけます。このフォーマットは日本対がん協会の愛媛県支部である公益財団法人愛媛県総合保健協会の協力を得て作成したもので、行動経済学の「ナッジ理論」を取り入れて受診を促す内容になっています。
ナッジには「ひじで軽くつつく」といった意味があります。ノーベル経済学賞を受賞した行動経済学者リチャード・セイラー教授が提唱した「選択する自由を残しつつ、人々を望ましい方向へとそっと後押しする取り組み」の理論です。今回のチラシ・はがきはこの理論を取り入れ、「手順1 受診日を決める」「手順2 電話で申し込み」などと順を追って「次に何をすればよいか」を示すことで受け取った人を受診へと誘導します。また、各健診機関が新型コロナウイルスの感染防止に徹底した対策をとっていることも併せて伝える内容になっています。
ダウンロードはこちらから。