2022年09月14日

お知らせ

2022年度がん征圧全国大会、記念セミナー開催のご報告 -三重県津市よりオンライン開催-

9月2日、がんに対する知識を深め、予防や検診の大切さを訴える「がん征圧全国大会」が開催されました。

 

今年度のテーマは『美(うま)し国・三重から「がん検診で守る大切な命」』。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため三重県津市の主会場と全国をオンラインで結んだハイブリッド型の開催となり、非常に多くの方にご参加頂きました。

 

第1部では、日本対がん協会の垣添忠生会長が主催者代表として挨拶を行い、「全がんの5年生存率は7割に近づき、がんは治る病気になってきました。「がん=死」というイメージを変えたいと願っています。」と述べました。

 

表彰式では、がん征圧活動に功績のあった方々に贈る「日本対がん協会賞」(3個人1団体)と同賞の特別賞である「朝日がん大賞」(1個人)の受賞者に、表彰楯などが贈られました。
 
受賞者・団体の詳細はこちら

 

*写真は日本対がん協会賞を受賞した、中井 昌弘氏・三重県健康管理事業センター理事兼診療所長(右)と垣添忠生・日本対がん協会 会長

 

第2部では、厚生労働省健康局がん・疾病対策課 中谷祐貴子課長を講師に迎え、「がん対策の現状と展望」をテーマにしたがん征圧全国大会記念セミナーが開催されました。冒頭では、新型コロナウィルス感染症影響下におけるがん検診受診者数や発見経緯別がん登録者数の推移など、がん検診の現状について説明。続いて、第4期がん対策推進基本計画の見通しに触れながら、今後のがん対策の展望について「がん検診の受診率向上のための取組について」「がん検診の精度管理」「科学的根拠に基づくがん検診の実施について」等、項目別にお話しいただきました。

 

◎2022年度がん征圧全国大会の記録映像は、公益財団法人 三重県健康管理事業センター公式サイトよりご覧いただけます。
https://www.kenkomie.or.jp/notice/84/index.html