2023年05月11日
セミナー情報
第3回がんリテセミナー、5月24日にオンライン開催 「働く世代のヘルスリテラシーと企業のがん対策」中川・東大特任教授が講演
日本対がん協会は、企業とそこで働く人たちががんに関する正しい情報を集め、理解・活用する能力の向上を支援する「働く世代のためのがんリテラシー向上プロジェクト」の一環として5月24日午後2時から、第3回がんリテセミナーをオンラインで開催します。
がんをはじめとする病気を早期発見して適切な治療につなげるには、健康・医療に関する正しい情報を集め、理解・活用する能力(ヘルスリテラシー)を個々人が身につけることが欠かせません。セミナーでは世界的には最下位に位置する日本のヘルスリテラシーの現状と課題、これからの企業に求められるがん対策について東京大学大学院医学系研究科総合放射線腫瘍学講座の中川恵一特任教授が講演します。
中川恵一氏
中川特任教授は1960年生まれ。東京大学医学部を卒業後、同医学部放射線医学教室に入局。スイスのポール・シェラー研究所を経て、東大医学部附属病院で放射線治療を主とするがん専門医として長く診療に携わっています。がんに関する分かりやすい一般向け著作を多数発表したり、学校でのがん教育に力を注いだりしているほか、厚生労働省がん対策推進企業アクション議長、がん検診のあり方に関する検討会構成員なども務めています。また、日本経済新聞で「がん社会を診る」、毎日新聞で「Dr.中川のがんのヒミツ」をそれぞれ連載しています。
セミナーは午後2時~午後3時の予定。無料。
申し込みは「働く世代のためのがんリテラシー向上プロジェクト」特設サイト(がんリテセミナーページ)から。