2023年06月13日
お知らせ
【動画公開:第4回対がんセミナー】新型コロナの5類移行、患者・市民参画(PPI)について考える
日本対がん協会は、「対がんセミナー」と題して、がん予防や検診、治療や研究、患者・家族支援など幅広い分野を対象に、そのときどきの情勢に応じたテーマを選んでセミナーを開催しております。
日本対がん協会グループ支部や自治体、メディア関係者向けのセミナーとなりますが、このたび、第4回対がんセミナー(2023年5月12日オンライン開催)を、一般の皆様にも広くご覧いただきたく、日本対がん協会の公式YouTubeチャンネルに公開しました。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の区分変更の影響、がん診療の現場での患者・市民参画(PPI)の意義について、それぞれ専門家をお招きしてお話しいただきました。約170人が視聴した貴重な講演動画となりますので、ぜひご覧ください。
新型コロナウイルス感染症の5類移行で、医療現場変わる?変わらない?
講師:岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長(小児科医)
新型コロナウイルスによる「パンデミック」が認定されて3年が経過しました。感染状況は以前より落ち着き、政府も5月8日から、感染法上の分類を「季節性インフルエンザ」と同じ「5類」に引き下げることを決めました。検診現場や医療現場で気を付けるべき点は変わるのでしょうか。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策分科会や厚労省アドバイザリーボードのメンバーの岡部信彦さんが解説します。
講演の後半では、「感染症に対する基本的な注意は必要としたうえで、『その場に応じたマスクの着用や咳エチケットの実施』など、感染防止の5つの基本をもう一度思い出してほしい」と呼びかけています。
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<チャプター>
03:15 パンデミックの対応戦略 戦略の種類
10:18 新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(令和5年5月8日0時時点)
27:24 5類感染症へ 何が変わるか
36:04 5類感染症へ 何が変わらないか
39:40 日本環境感染学会(2023.4.27)医療機関における基本的な考え方
42:54 どうなると with Corona か(2021.3)
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患者・市民参画で創った膵がん診療ガイドライン、その意義は
講師:奥坂拓志・国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科長
膵癌診療ガイドライン2022年版が改定されました。診断や治療が難しい「すい臓がん」は増える傾向にあり、死亡数では男性で3位、女性で4位となる予後不良のがんの代表ともいえます。今回の改訂では患者・市民の声を重視し、患者・市民参画(PPI)の手法を本格的に取り入れました。一般向けの解説書を作成しました。患者や市民の声を反映させる意味を、改訂委員会の委員長を務めた国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科長の奥坂拓志医師が解説します。
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<チャプター>
03:19 診療ガイドライン
05:46 取り組みの経緯
09:32 なぜ患者・市民参画が必要なのか
14:27 患者・市民参画の3つの形>>参加
16:44 患者・市民参画の3つの形>>情報収集
20:17 患者・市民参画の3つの形>>情報提供
24:09 外部評価
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