2011年06月17日
お知らせ
がん教育DVD「がんちゃんの冒険」を発行しました
公益財団法人日本対がん協会(会長・垣添忠生)は、子どもたちに、がんのことを知ってもらうため、アニメによるがん教育DVD「がんちゃんの冒険」を発行しました。
がんの発病には生活習慣が大きく影響しています。また若い世代の子宮頸がん検診受診率が極端に低いことに代表されるように日本人のがん検診受診率が低い原因の一つとして、がんに関する教育を受けていないことも挙げられています。がんから身を守るには、子どものときに、がんに関する基本的な知識を得ることが欠かせないのです。
日本対がん協会では、がん教育に力を入れようと、「がん教育基金」を設けて活動をしています。今回のDVD「がんちゃんの冒険」は、その活動の一環として、主に中学生を対象に制作したものです。
DVDには、がん細胞にみたてた「がんちゃん」と、48歳独身男性の「オッジさん」が登場します。
がんちゃんを肩に乗せて街を歩くオッジさんが、多くの人の肩にがんちゃんが乗っているのを見て驚いたり(日本人の2人に1人はがんになるの巻)、自分の肩に乗ったがんちゃんにタバコを勧められたり(タバコがよくないのですよの巻)するなど、オッジさんとがんちゃんの暮らしを17編のショートストーリーで描く中で、がんの基本的な知識をわかりやすく説明し、がん検診を受けることの大切さを訴えています(全編で20分足らずです)=
がん教育DVD「がんちゃんの冒険」
発行:公益財団法人日本対がん協会(がん教育基金)
監修:中川恵一・東京大学医学部附属病院放射線科准教授
制作協力:文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課
制作:朝日出版社
制作枚数:15000枚
「がんちゃんの冒険」の申込に関しては、下記の通りです。
・中学校教員の方
1学年あたり150枚(3学年450枚)までは無償で提供します。
(送料は日本対がん協会が負担いたします)
・中学校への寄贈をお考えの方(団体・企業を含む)
1枚150円(税込)で、50枚以上と原則とさせていただきます。送料、代引き手数料は有償です。
この件に関するお問い合わせは、日本対がん協会(電話03-5218-4771)にお願いします。