2023年07月03日
セミナー情報
第4回がんリテセミナー、7月20日にオンライン開催
「健康経営・人的資本経営の視点から考える企業のがん対策」 2氏が講演
日本対がん協会は、企業とそこで働く人たちががんに関する正しい情報を集め、理解・活用する能力の向上を支援する「働く世代のためのがんリテラシー向上プロジェクト」の一環として7月20日午後2時から、第4回がんリテセミナーをオンラインで開催します。
今回のテーマは「健康経営・人的資本経営の視点から考える企業のがん対策」です。講師には経済産業省ヘルスケア産業課課長補佐の山崎牧子氏とジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 代表取締役社長の玉井孝直氏を招きます。
山崎牧子氏
玉井孝直氏
健康経営は、がん対策を含む従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。従業員が健康であることは組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や企業価値の向上につながるとする考え方であり、企業の健康経営への取り組みを評価し、優れた法人を公表する認定制度が2016年度から実施されています。
人的資本経営は、従業員それぞれが持つ能力を企業活動の「資本」ととらえ、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげる経営のことです。従業員の疾病予防や健康増進のための支出はコストではなく投資であるとする考え方でもあり、2023年1月に改正された内閣府令で、上場企業は人的資本について有価証券報告書で開示することが義務付けられました。
がんリテセミナーは企業のがん対策の底上げを目指し、事業規模の大小を問わず企業経営層や人事・健康管理部門の担当者の皆様を主な対象にしています。
参加は無料です。申し込みは「働く世代のためのがんリテラシー向上プロジェクト」特設サイト(がんリテセミナーページ)から。