2024年04月04日

お知らせ

「2023年度がん検診研究助成事業」審査結果について

日本対がん協会の「2023年度がん検診研究助成事業」について、18人の研究者によるテーマを採択しましたので、お知らせします。
 
日本対がん協会は2023年度、がん対策の原点でもある、がんの早期発見に向けた「がん検診」の向上につながる研究を支援するため同事業を開始しました。
がん検診技術の新たな開発を目標にした基礎的な取り組みから、がん検診の精度や精度管理の問題の検証、さらにがん検診受診の阻害になっている社会的な要因の分析まで、幅広い分野を対象に公募を呼びかけました。
>>がん検診研究助成事業特設サイトはこちら
 
有識者で構成する委員会が、研究テーマについて、幅広い視点で厳正な審査を行い、18人の研究者を選びました。以下が、2023年度に採択した研究テーマと採択者です。
 
 

【分野Ⅰ:基礎研究】

(順不同、敬称略)

研究者名 研究テーマ 所属 助成金額
横井 暁 卵巣がんエクソソームを利用した新しい早期診断プラットフォーム開発 名古屋大学医学部付属病院産科婦人科 100万円
猪狩 史江 血中DNA Palindrome配列発現解析による乳癌早期発見法の開発 順天堂大学医学部附属浦安病院乳腺・内分泌外科 50万円
田口 歩 膵のう胞性疾患の病態進展における血中タンパク質動態の解明と膵癌高リスク者診断への応用 愛知県がんセンター分子診断トランスレーショナルリサーチ分野 50万円
野田 百合 口腔扁平上皮腫瘍性病変の表層分化機序の解明と検出キットの開発 関西医科大学病理学講座 50万円

 
 

【分野Ⅱ:臨床研究】

(順不同、敬称略)

研究者名 研究テーマ 所属 助成金額
藤岡 友之 AIがマンモグラフィ検診にもたらす影響:受診者の視点からの分析 東京医科歯科大学先端人工知能医用画像診断学講座 100万円
大西 祥代 医療過疎地における大腸カプセル内視鏡を用いた大腸がん二次検診の可能性 岐阜大学医学部付属病院地域腫瘍学 50万円
水島 大一 妊娠中のHPV検診の適切なプロトコル作成 横浜市立大学医学部産婦人科 50万円
大宮 直木 磁気誘導全消化管カプセル内視鏡の多施設共同前向き研究 学校法人藤田学園藤田医科大学医学部先端光学診療学 50万円
古川 和宏 内視鏡検診の偽陰性癌に関する多施設後ろ向き研究 名古屋大学医学部付属病院消化器内科 50万円
加藤 元嗣 胃がん内視鏡検診でのAI併用はダブルチェックの代替えになるかの検証 北海道対がん協会 50万円
佐伯 澄人 単検診施設におけるCOVID-19流行に伴う乳がん検診への影響の検討 がん研究会有明病院健診センター(検診部門)・がん研究所がんエピゲノムプロジェクト 50万円

 
 

【分野Ⅲ:がん検診の受診率向上、普及啓発に向けた手法開発、社会調査等】

(順不同、敬称略)

研究者名 研究テーマ 所属 助成金額
藤原 雅樹 知的障害者の低いがん検診受診率をモニタリングする方法の検討 岡山大学病院精神科神経科 50万円
髙田 正泰 リスク層別化検診の導入を目指した乳がん発症リスクモデルの開発 京都大学大学院医学研究科外科学講座乳腺外科学 50万円
小泉 知展 長野県における低線量肺癌CT検診の肺癌早期発見および死亡率に与える影響-がん登録情報からの分析- 信州大学医学部付属病院信州がんセンター、長野県がん登録室 50万円
足立 政治 胃内視鏡搭載循環バスを用いた胃がん検診の受診率向上および普及啓発に関する研究 岐阜西濃医療センター西濃厚生病院消化器内科 50万円
市川 義一 Adolescents And Young Adults 世代に対する子宮頸がん検診受診勧奨プログラムの開発と評価:社会実装研究 日本赤十字社静岡赤十字病院産婦人科 50万円
齊藤 英子 わが国における真のがん検診受診および受診率把握実現とそれに基づく受診率向上対策実施の提言作成のための調査 国際医療福祉大学三田病院予防医学センター・婦人科 50万円
山﨑 恭子 高齢者の消化器がん検診受診時における検診受診の利益・不利益に関する理解状況およびヘルスリテラシーの分析 帝京大学医療技術学部看護学科 50万円