2024年11月12日
お知らせ
【活動報告】ピンクリボンフェスティバル2024_早期発見・適切な治療の大切さ、患者支援を呼びかけ
乳がん月間の10月、日本対がん協会は、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝え、乳がん患者を支える「ピンクリボンフェスティバル2024」を開催しました。
■最新の乳がん医療トピックスを配信
ピンクリボンフェスティバル2024の公式ページでは、乳がん専門医が乳がん治療や予防について最新情報を解説する講演動画「ピンクリボンシンポジウム ―最新の乳がん医療トピックス― 」を10月1日から公開しています。
■オープニングナイト「麻倉未稀ライブ&トーク」
月間初日の1日夜は、オープニングナイト「麻倉未稀ライブ&トーク」を東京・築地で開催。歌手で乳がんサバイバーの麻倉未稀さんが乳がん治療の体験やステージ復帰への想い、乳がんを中心に取り組んでいる啓発活動について語り、ライブパートではヒットしたドラマ主題歌など5曲を熱唱しました。*現在、アーカイブ動画を公開中です。
■「PINK RIBBON WOMEN’S LESSON WALK」
月間半ばの13日には、美しく健康的な歩き方と女性の健康について学び、実践する「PINK RIBBON WOMEN’S LESSON WALK」を東京・新宿で開催。日本ウオーキング協会との共催で、俳優・モデルの石川恋さん、むらさき乳腺クリニック五反田院長の池田紫さんを迎えて女性特有の健康に関するトークショーを行いました。その後、参加者はウオーキングアドバイザーの坂田純子さんらの指導を受け、お揃いのピンク色のTシャツを着て会場近くの表参道を歩きました。
■街頭啓発イベント
東京・渋谷駅前の忠犬ハチ公像と、JR新小岩駅北口駅前広場のモンチッチ銅像がそれぞれピンク色のタスキや前掛けで飾られ、行き交う人たちに乳がん検診の受診などを呼びかけました。東京・表参道や神戸では、大通り沿いにフラッグを掲出。通行人にオリジナルグッズや啓発資料を配りました。
日没後、東京都庁舎やレインボーブリッジの他、神戸海洋博物館、ホテルオークラ神戸(神戸市)などのランドマークをピンク色の灯りで照らすピンクライトアップも各地で行われました。
■乳がん電話特別相談
対がん協会の無料電話相談「がん相談ホットライン」を担う相談支援室は2~4日、乳がん電話特別相談を実施。治療中の人、診断前の人など、乳がんに関する不安や心配がある人を対象に乳腺専門医で、がん研有明病院乳腺センター乳腺外科医長の片岡明美医師が22人から相談を受けました。利用した方から「専門医に相談できるとはとても貴重です。利用する機会をいただきとても感謝しています」「今後もまたやってほしい」という声が寄せられました。