2025年02月03日

お知らせ

【HPVワクチン接種】3月までに1回目接種で、残りの接種も公費に-厚生労働省が勧奨チラシを作成-

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンの接種について、厚生労働省は1月、過去の個別勧奨などの休止で定期接種の機会を逸した人に公費で行うキャッチアップ接種の経過措置についてお知らせするためのチラシを作成しました。

 

HPVワクチンはワクチンの種類や年齢によって2~3回の接種が必要で、標準的な接種スケジュールでは完了まで半年かかります。今回のチラシでは、『2024年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいるため、2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は2025年4月以降も残りの接種を公費で受けられることになりました(※期間は2026年3月31日まで)』と、経過措置について説明しています。

 

また、定期接種の最終年度になる高校1年生相当の年代(2008年度生まれ)に向けても同様の措置を取るとして、新たにチラシを作成。対象者と保護者に接種を呼びかけています。

 
 

※改訂版のチラシは、以下よりご覧いただけます。
厚生労働省「HPVワクチンに関する広報について」open_in_new
・キャッチアップ接種の経過措置についてのチラシ(2025年1月作成)
・高校1年相当の女の子と保護者の方へ チラシ(2025年1月作成)

 

※日本対がん協会公式サイト内、『子宮頸がんの予防のために HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン』ページも併せてご覧ください。