2016年07月20日
お知らせ
第6回「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス~がんと生きる、わたしの物語。」受賞作発表
7月4日、JPタワーホール&カンファレンス(千代田区)で「第6回リリー・オンコロジー・オン・キャンバス~がんと生きる、わたしの物語。絵画・写真コンテスト」の授賞式が開かれました。このコンテストは、がんになっても自分らしく生きられる社会の実現を目指し、がんと告知されたときの不安、がんと共に生きていく決意、そしてがんの経験を通して変化した自分の生き方などをエッセイとともに絵画や写真で表現するものです。2004年に米国のイーライリリー社の主催で始まり、日本では日本イーライリリー株式会社が主催、日本対がん協会などが後援して2010年から開催しています。
第6回は最優秀賞各1作品、優秀作品各1作品の4作品が選ばれ、昨年から始まったインターネットによる一般参加の投票では一般投票賞が2点選ばれました。
絵画部門の最優秀賞は藤井高志さんの「羊の思い・我が記録」、優秀賞は髙橋 憲悦さんの「雪片付け」。写真部門で最優秀賞となったのは、児玉秀俊さんの「夜明けの賛美」、優秀賞は関 一さんの「冬の幻想・樹氷の森」となりました。一般からのインターネット投票の絵画部門では豊田明日香さんの「生を願う」、写真部門は最優秀作品となった児玉さんの「夜明けの賛美」が選ばれました。これまでの受賞作品は各地の病院やイベント会場で巡回展覧され、多くのがん患者さんたちに勇気と希望を与えています。次回の第7回では絵画と写真部門に加えて絵手紙の部門も新設されます。