日本がん看護学会

日本がん看護学会

https://jscn.or.jp/
 

禁煙教育に係る日本のオンコロジーナースの能力向上のための取り組み

 

■プロジェクトについて

概要

がん医療分野に従事する看護師に対して、エビデンスに基づいた禁煙教育能力を育成し、国外の看護学会との国際的なパートナーシップを形成し発展させる。

背景

タバコは肺がんなどの多くのがんのリスク要因であるが、わが国における禁煙教育が進まない背景には、看護師のタバコ依存に対する知識や技術の不足がある。そこで、看護師が禁煙教育に常に関心を持つという風土を醸成することができる、リーダー看護師の育成を行う。

対象者

がん医療分野に従事する看護師⇒がん患者

 

■活動状況

がん医療に従事する看護師への禁煙教育を行う、リーダー看護師育成のための教育プログラム、ToTワークシップ(Training of Trainers Workshop)を開催した。タバコ依存の診断・治療、喫煙と腫瘍学、禁煙指導トレーニング方法などを含む講義と演習による一日プログラムであり、ワークショップ参加者は受講後に、自施設内において看護師10名以上に教育プログラムを行うことになっている。一方、禁煙支援に関するオンライン学習プログラムを用いた研究班では、「喫煙者の禁煙を助ける:20分」と「がん患者のたばこ依存に対する看護ケア:18分」の2種類のWebcastを作成した。全国がんセンター協議会に加盟する32施設のうち研究参加に同意の得られた20施設の看護師を対象に、プログラムの学習効果を検討するためのweb調査を開始する予定である。

 
<参考URL> https://jscn.or.jp/pfproject/index.html

 

■現況(2019年10月現在)

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