国立保健医療科学院
国立保健医療科学院
専門職における 禁煙支援者を養成・支援するプログラムの提供
■プロジェクトについて
概要
公衆衛生分野の人材育成の専門機関である経験を生かした、喫煙と健康に関するe-ラーニングシステムや、研修教材の作成、遠隔研修プログラムを提供し、喫煙者の禁煙機会への誘導を増加させる。
背景
禁煙率を高めるには、あらゆる環境において、喫煙者を医学的な禁煙プログラムへ導く必要があるが、禁煙希望者を禁煙外来に誘導する支援の機会が少ない。喫煙者への直接的な禁煙指導・プログラムの提供だけではなく、保健医療福祉に従事する専門職に対して、喫煙者を禁煙プログラムへ誘導することが必要である。
対象者
保健医療福祉職、地域保健医療福祉職、産業保健関係者、養護教員、薬剤師等⇒禁煙治療対象者
■活動状況
研修プログラム開発に向けて、国内外の禁煙支援に関する科学的知見の整理と、調査研究を進めており、2018年7月には、「たばこ対策研修」を行った。また、e-ラーニングシステムの講義内容に関するビデオ撮影を始め、web上での掲載準備や、情報資料集の作成のために、専門家との打ち合わせを行っている。これまでに6つの自治体においても職員を対象にした「たばこ対策研修」を実施しており、今後もこのようなネットワークを活用していく。
■現況(2019年10月現在)
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