結核研究所
結核研究所
結核患者に対する禁煙支援計画普及および効果測定
■プロジェクトについて
概要
結核発病に喫煙が悪影響を及ぼすことから、保健師・看護師を対象に、結核患者への禁煙支援の必要性を強化し、禁煙支援の研修を行う。
背景
喫煙は結核の発病のみでなく、感染、治療予後、周囲の人への結核にも悪い影響がある。しかし、結核患者は少なくとも6か月間は服薬指導のために定期的に連絡を取る機会があり、結核の発病により、行動変容への動機づけがなされていることや、家族も支援に巻き込むことができるので、結核患者の禁煙を効率的に増やすことができる。
対象者
結核研究所研修に参加する保健師・看護師と、自治体に勤務する結核担当保健師⇒結核患者
■活動状況
結核研究所保健看護学科研修基礎・実践コースの受講生386名を対象に、4日間の講義を実施した。また、52自治体135保健所が研究参加を希望し、2018年7月から10月まで、各自治体単位で1回ずつ研修を実施した。実施回数は全50回、参加者は460人であった。
<参考URL> https://jata.or.jp/dl/pdf/outline/support/nosmoking_manual_2017_ver17.2.pdf
■現況(2019年10月現在)
*画像をクリックするとスライド全体が表示されます