東京薬科大学
東京薬科大学
たばこ依存症の減少における地域薬局・薬剤師の役割
■プロジェクトについて
概要
タバコ依存治療の機会を増やすために、地域薬剤師の知識向上や、薬剤師による患者への働きかけの実態調査、啓発資料の作成など、とくに学校薬剤師の役割についての検討や推進を行う。
背景
地域で活動する薬剤師は、地域で開催する健康フェスタなどで、タバコ依存症者に対する禁煙治療開始を促す情報発信を行うことができる。また、学校には学校薬剤師が置かれており、子どもを介して大人への働きかけができる可能性がある。
対象者
地域の薬局薬剤師、学校薬剤師⇒地域の喫煙者、子どもの保護者
■活動状況
薬剤師向けの研修会を、日本禁煙学会薬剤師委員会と共催で実施した。啓発論文を「日本薬剤会雑誌」に発表したり、また、「日本薬剤師会学術大会」にて報告を行った。今後は、とくに学校薬剤師が、喫煙者の保護者をもつ子どもに働きかけができるような、印刷物を作成し、活用を促していく。