日本対がん協会の活動内容(がん征圧活動内容)

がんで
苦しむ人や
悲しむ人を
なくしたい

日本対がん協会の活動内容

がんで
苦しむ人や
悲しむ人を
なくしたい
日本対がん協会の活動内容

1年に100万人近くの日本人ががんと診断され、38万人の日本人ががんで命をおとしています。

1981年以来、がんは死因の1位です。生涯で2人に1人が罹患し、毎年全死亡者の約3分の1を占めます。2022年は38万5797人(*)ががんで亡くなりました。主な要因は高齢化ですが、禁煙は罹患リスクを抑え、科学的根拠に基づくがん検診は死亡率を下げることができます。わたしたちは「がんで苦しむ人や悲しむ人を1人でもなくす」ため、大きく3つの活動を行っています。

*出典:2022年人口動態統計(確定数)

誰一人取り残さないがん対策の実現へ

国のがん対策の指針である第4期がん対策推進基本計画の全体目標は「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」です。当協会はこの目標も念頭に置きながら、さまざまな活動に取り組んでいます。

がん医療の分野では、地域ぐるみでがん患者・家族を支え、がん征圧をめざすチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」の寄付金をもとに、地域のがん医療の充実を図るために国内の若手医師の海外留学を支援しています。がんをめぐる社会課題に対しては、一般社団法人あしなが育英会と協働してがんで親を亡くしたがん遺児の奨学金を支援したり、貧困などによってがん検診を受けたくても受けられない人たちへがん検診デジタル無料クーポンを発行したりしています。また、がん患者・家族を支える人材を育成し、その活動を支援しています。

新たな課題に
対応した対がん活動

がん対策の原点は早期発見であり、がん検診の進展は不可欠です。がん検診技術の新たな開発を目標にした基礎的な取り組み、がん検診の精度や精度管理の問題の検証、がん検診受診を阻害する社会的な要因の分析など、広い分野を対象に2023年度に助成を始め、18人の研究者が受給しました。2024年度は助成額を拡充します。

がんアドボケート活動助成

がん患者を支援するためのアドボケート活動に取り組む人材を育成する「がんアドボケートセミナー」を開催。修了者を対象に社会課題解決へ向けた事業を募り、助成金と当協会独自のリソースを活かした伴走支援によって、さまざまな活動の後押しをしています。

超高齢社会を迎え、認知症のがん患者が増えています。がん患者の多くは65歳以上であり、また、2025年には65歳以上の認知症患者数は約650万~700万人との推計もあります。当協会はがん診療連携拠点病院を対象に認知症のがん患者への対応を調査。多くの課題が浮き彫りとなり、メディアを通じて発信しました。

がん予防・
がん検診の推進

がん予防や、早期発見に力を注いでいきます。

がん予防のための禁煙を推進し、早期発見のための検診受診率及び精度管理の向上に取り組んでいます。

一次予防の啓発

がんを予防するためには、たばこを吸わないことが最も効果的です。がん予防の中心に掲げるのは「禁煙推進」。当協会は2018年、禁煙の重要性を広く社会に訴える「タバコゼロ宣言」を発表しました。日本のたばこ対策は世界的に見て遅れており、早急な対策が必要です。

さまざまなアクションの推進

がんの正しい知識を身に付けることも重要です。学校でのがん教育、働く世代を中心に大人を対象にした公開セミナーでヘルスリテラシーの向上を目指します。リーフレットなどの啓発資材、公式サイトなどでも情報発信し、禁煙やワクチン接種によるがん予防と、がん検診受診による早期発見の大切さを訴えていきます。

企業の禁煙推進を後押し

【アーカイブ動画】企業の禁煙推進について議論した第1回がんリテセミナー(2023年2月)

がん対策など企業の健康施策、経営課題の解決に役立ててもらうための無料オンラインセミナーでは、日本対がん協会や東京都医師会などでつくる禁煙推進企業コンソーシアムの米田哲郎事務局長らを講師に迎え、企業などの先進事例を紹介。アーカイブ視聴もできるようにし、健康経営を応援しています。

ワクチン接種やがん検診の情報発信

子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンの定期接種や2024年度が最終年度のキャッチアップ接種、子宮頸がん検診に新たに導入されたHPV検査単独法など、がん予防・検診の情報を公式サイトから発信。禁煙ポスター、科学的根拠に基づく5つのがん検診(胃、大腸、肺、乳房、子宮頸部)や女性のがんに関するリーフレットなども制作し、全国の支部や自治体、病院等へ配布しています。

特設サイト>>
子宮頸がんの予防のために HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン

検診車
写真提供:千葉県支部(公益財団法人ちば県民保健予防財団)

日本対がん協会は、グループとして日本で最大規模のがん検診組織としての責任を果たすべく、科学的根拠に基づく検診の推進を原則としています。検診についての豊富な情報や正確さを基盤に、大学をはじめさまざまな研究機関・団体での新しい手法や普及啓発法の開発支援に取り組んでいます。

 

日本対がん協会グループのがん検診実施状況など、詳細は「がん検診の推進」ページをご覧ください。

受診率向上や新しい検診手法の開発をめざして

写真提供:埼玉県支部(公益財団法人埼玉県健康づくり事業団)

国立がん研究センターや大学などの研究機関と協力し、がん検診の受診率向上や課題の探索、新しい検診手法などの開発に向けた研究助成事業に積極的に取り組んでいます。

・がん検診研究助成
・がん検診デジタル無料クーポンの発行

詳細は「がん検診の推進」ページをご覧ください。

がん患者・
家族の支援

がん患者や家族の方たちに寄り添っていきます。

がんになっても安心して暮らせるように、がんと共生できる社会づくりに取り組んでいます。

無料がん相談

看護師や社会福祉士など国家資格を有する相談員が、がんに関する不安や悩みに耳を傾け、どうすればよいのかを一緒に考える無料電話相談。
がんになると、治療や副作用のこと、お金や仕事のこと、毎日の暮らしのことなどさまざまな悩みや心配事が出てきます。がんに関する不安や心配がある方なら、がんと診断されている方いない方、どなたでもご利用いただけます。予約は不要。ご相談は匿名でお受けしています。

詳細はこちらよりご覧ください

がん患者・がん経験者の悩みの一つに就労の問題があります。当協会では、「がんと就労」に特化した電話相談(予約制・1人40分無料)を行なっています。

働くことは収入を得ることと共に、自分らしく生きるために大切なことです。利用できる制度をはじめ、がんになっても自分らしく生きがいをもって働けるように社会保険労務士がご相談をお受けしています。

詳細はこちらよりご覧ください

がん患者やその家族の支援を目的として、地域全体でがんと向き合うチャリティ活動です。日本では当協会がアメリカ対がん協会からライセンスを得て、各地のボランティアによる実行委員会とともに活動しています。

コロナ禍で全国的に、夜通し歩くリレーイベントの開催が叶わない中、2020年度より「リレー・フォー・ライフ(RFL)セルフウォークリレー」を実施しています。オンラインで個人が、好きな場所、好きな時間に参加できる取り組みです。2023年度は協会本部に加え、26実行委員会と15企業が参画しました。


マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞
地域のがん医療に貢献できる若手医師育成のため、1年間の海外留学研修費用の一部として1人250万円を助成しています。

プロジェクト未来
将来のがん医療に役立つと期待されるがんの基礎研究、臨床研究、患者・サバイバー・家族に関する研究に、1件あたり最大300万円(総額2000万円以内)を助成しています。

がん患者やその家族の支援を目的として、地域全体でがんと向き合うチャリティ活動です。日本では当協会がアメリカ対がん協会からライセンスを得て、各地のボランティアによる実行委員会とともに活動しています。

コロナ禍で全国的に、夜通し歩くリレーイベントの開催が叶わない中、2020年度より「リレー・フォー・ライフ(RFL)セルフウォークリレー」を実施しています。オンラインで個人が、好きな場所、好きな時間に参加できる取り組みです。2023年度は協会本部に加え、26実行委員会と15企業が参画しました。

マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞
地域のがん医療に貢献できる若手医師育成のため、1年間の海外留学研修費用の一部として1人250万円を助成しています。

プロジェクト未来
将来のがん医療に役立つと期待されるがんの基礎研究、臨床研究、患者・サバイバー・家族に関する研究に、1件あたり最大300万円(総額2000万円以内)を助成しています。

全国700万人のがんサバイバーが「希望と共に生きる」ことのできる社会をつくることを使命とする事業です。がん患者の「知りたい」「治りたい」「普通の生活がしたい」に寄り添い、大切な人の「支えたい」を実現することを活動テーマに掲げています。
全国のがんに関するイベント情報、各種コラム等を、WEB、SNS、メールマガジンで発信しています。

「ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ 2024」のイベントレポートを公開

ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ
毎年6月第1日曜に開催。がんサバイバーやご家族のためのサポート・工夫に関する様々な情報をお届けします。

(患者アドボケート活動の推進)
がん患者を支援するためのアドボケート活動に取り組む人材を育成する「がんアドボケートセミナー」を開催。

ブルーリボンライトアップされたレインボーブリッジ
(*写真提供:首都高速道路株式会社)


ブルーリボンキャンペーン
3月の大腸がん啓発月間に、啓発動画配信や、市区町村や民間団体と連携した「ブルーリボンライトアップ」を実施。大腸がんサバイバーへの応援と、疾病への理解を促します。

全国700万人のがんサバイバーが「希望と共に生きる」ことのできる社会をつくることを使命とする事業です。がん患者の「知りたい」「治りたい」「普通の生活がしたい」に寄り添い、大切な人の「支えたい」を実現することを活動テーマに掲げています。
全国のがんに関するイベント情報、各種コラム等を、WEB、SNS、メールマガジンで発信しています。

ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ
毎年6月第1日曜に開催。がんサバイバーやご家族のためのサポート・工夫に関する様々な情報をお届けします。
>「ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ 2024」のイベントレポート

(患者アドボケート活動の推進)
がん患者を支援するためのアドボケート活動に取り組む人材を育成する「がんアドボケートセミナー」を開催。

ブルーリボンキャンペーン
3月の大腸がん啓発月間に、啓発動画配信や、市区町村や民間団体と連携した「ブルーリボンライトアップ」を実施。大腸がんサバイバーへの応援と、疾病への理解を促します。

がん患者支援の取り組み

東北の被災者・サバイバー支援

東日本大震災から12年の節目となった2023年春から初夏にかけて、当協会会長の垣添忠生が東北地方の太平洋岸をたどる自然歩道「みちのく潮風トレイル」を約3カ月かけて歩き、復興に尽くす被災者、がんサバイバーの方たちと交流を深めました。

思いもよらずがんに罹患した人と、突然の大地震で被災した人を重ね合わせ、移動中は「がんサバイバーを支援しよう」「3/11を忘れない」という二つのメッセージを入れた幟を掲げるなどして、被災地とがんサバイバーの支援をアピールしました。

がん患者の認知症をテーマに全国調査

当協会が実施した認知症アンケート調査では、全国のがん診療連携拠点病院のほぼすべて(97.7%)で、認知症患者の対応に困った経験があると回答しました。

具体的な事例について、最も多かったのは、医師が治療方針を説明しようと思っても、患者本人が自分の治療について判断できないということでした。また、外来でがん治療を対応しようとしても、在宅での治療を支える家族がいないという問題も高い割合を占めました。

詳細は、「がん診療連携拠点病院における認知症整備体制に関する全国実態調査 」をご覧ください。

がん遺児への奨学金支援

がんで親を亡くしたがん遺児の進学などに役立ててもらおうと、2023年度から一般財団法人あしなが育英会と協働して、がん遺児への奨学金支援に取り組んでいます。初年度は助成金として1000万円をあしなが育英会へ贈りました。

正しい知識の
普及啓発

正しい情報を広く伝えて、がんへの理解を深めていきます。

情報社会の中で正しい知識を広めるために、普及啓発活動を行っています。

「MY PINK ACTION 知ろう、自分と乳がんのこと。」 を活動コンセプトとして、乳がんで命を落とすひとが一人でも減るように、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝える、国内有数の乳がん啓発活動を行っています。検診の受診率向上を目指し、患者さんとそのまわりの人たちを支える活動に取り組みます。

(イベントシンポジウム)
幅広い世代の女性に向けて乳がんとブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)についての正しい知識を伝えるイベントの開催や、最新の治療情報や関心の高いテーマを取り上げるシンポジウム動画を公式サイトから配信しています。

イベント
ピンクリボンシンポジウム

(ピンクリボンフェスティバル2024)
2024年度は、各地のランドマークをピンク色の灯りで照らすピンクライトアップ、フラッグの掲出といった街頭啓発イベントや、「麻倉未稀ライブ&トーク」、美しく健康的な歩き方と女性の健康について学び、実践する「PINK RIBBON WOMEN’S LESSON WALK」といったリアルイベントを通じて、乳がんに関する知識の普及啓発や予防の推進に取り組みました。

「MY PINK ACTION 知ろう、自分と乳がんのこと。」 を活動コンセプトとして、乳がんで命を落とすひとが一人でも減るように、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝える、国内有数の乳がん啓発活動を行っています。検診の受診率向上を目指し、患者さんとそのまわりの人たちを支える活動に取り組みます。

(イベント・シンポジウム)
幅広い世代の女性に向けて乳がんとブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)についての正しい知識を伝えるイベントの開催や、最新の治療情報や関心の高いテーマを取り上げるシンポジウム動画を公式サイトから配信しています。

イベント
ピンクリボンシンポジウム

(ピンクリボンフェスティバル2024)
2024年度は、各地のランドマークをピンク色の灯りで照らすピンクライトアップ、フラッグの掲出といった街頭啓発イベントや、「麻倉未稀ライブ&トーク」、美しく健康的な歩き方と女性の健康について学び、実践する「PINK RIBBON WOMEN’S LESSON WALK」といったリアルイベントを通じて、乳がんに関する知識の普及啓発や予防の推進に取り組みました。

がん征圧月間とさまざまな取り組み

1960年から9月を「がん征圧月間」と定め、がんについての正しい知識とがん検診受診率向上などを広く呼びかけるため、グループ支部と共に、さまざまな形でがん征圧活動を展開しています。

2024年度がん征圧全国大会


がん征圧全国大会
1968年以降、がん征圧全国大会を毎年開催しています。全国のグループ支部や患者・支援者らが集まり、日本対がん協会賞や朝日がん大賞の表彰、最新情報の共有や意見交換を行います。
2024年度は「“彩の国さいたま”から羽ばたこう がん征圧の明日へ」テーマにさいたま市で開催。全国のグループ支部や行政・医療関係者ら約400人が一堂に会しました。

2024年度がん征圧スローガン
当初「がん征圧標語」として1960年から制定が始まりました。毎年、全国のグループ支部から募集して制定しています。支部や自治体、医療機関の刊行物や広告など、さまざまな形で普及促進に活用されています。

がん征圧全国大会
1968年以降、がん征圧全国大会を毎年開催しています。全国のグループ支部や患者・支援者らが集まり、日本対がん協会賞や朝日がん大賞の表彰、最新情報の共有や意見交換を行います。
2024年度は「“彩の国さいたま”から羽ばたこう がん征圧の明日へ」テーマにさいたま市で開催。全国のグループ支部や行政・医療関係者ら約400人が一堂に会しました。

2024年度がん征圧スローガン
当初「がん征圧標語」として1960年から制定が始まりました。毎年、全国のグループ支部から募集して制定しています。支部や自治体、医療機関の刊行物や広告など、さまざまな形で普及促進に活用されています。

がんリテラシーの向上をめざして

がん罹患者の約3割は働く世代であり、若い世代では乳がんや子宮頸がんにより女性が男性を上回ります。さらに定年延長などで就労が増えている高年齢層はがんリスクが高まる世代です。
がんの正しい知識を入手・活用する能力(リテラシー)を高め、健康全般の意識向上、行動変容につなげることをめざしています。

多くの人が65歳まで、あるいはそれを超えて働く時代。このプロジェクトは、企業のがん対策の底上げを図り、働く世代のがんリテラシーを高めることを通じて健康全般の意識向上、行動変容につなげることを目指しています。

その三本柱として、企業・団体のトップや健康経営、人事総務担当者のみなさんを主な対象とする「がんリテセミナー」、がんに関する基礎知識が学べる「がんリテラシー LINE」、会社(職場)単位で申込む有料プログラム「がんリテラシー診断」を展開しています。

対がんセミナー

当協会のグループ支部や全国の自治体、メディア関係者を主な対象にオンラインで開催している「対がんセミナー」では、子宮頸がんを起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐHPVワクチンと男性への接種の課題、厚生労働省が初めてまとめた「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」等、がんに関する様々な話題を取り上げています。
「誰一人取り残さないがん対策」を目指して、がんサバイバーの併存疾患の問題や、がんゲノム医療の課題など、幅広い分野でテーマを選択し、視聴者層も広げていく予定です。

がん教育の推進とさまざまな取り組み

科学的根拠に基づいて、がんを正しく理解することは大切なことです。がんをむやみに怖がることなく、健康と命の大切さを考えてもらうため、子どもたちのがん教育に取り組んでいます。啓発ツールによって、大人もがんについて知ってもらうことで健康に対する意識の変化へつなげます。

当協会は国に先駆けて2009年に「がん教育基金」を設け、全国の小中高校で出張授業を開くとともに、がん専門医の監修によるDVDやweb動画、まんがなどの教材を作り、学校などへ提供してきました。

その後、新学習指導要領に「がん教育」が明記され、2021年度からがん教育の授業が始まりました。当協会は現在、希望する学校に対し、がんサバイバーの職員、がん専門医を外部講師として派遣し、学校でのがん教育を応援しています。

機関紙・啓発ツールの制作

全国のグループ支部の協力による調査の結果、がん関連機関の研究・統計、当協会の活動など最新情報を掲載した機関紙『対がん協会報』をはじめ、がん検診や女性のがんを解説するリーフレット、ポスター、冊子などの啓発資材を制作し、全国のグループ支部や自治体、医療機関、企業の健保組合などで活用されています。
がんの基礎知識をまとめたデジタルサイネージ動画や一部の啓発冊子などはダウンロードによる配布もしています。

詳細は、「リーフレット・冊子・ポスター・DVD」ページをご覧ください。

医療従事者向け研修会

がんの早期発見には、検診の精度管理を上げることも大切です。当協会は、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構、公益財団法人結核予防会との共催で診療放射線技師研修会や乳房超音波技術講習会などスキルアップの場を提供し、受講生は全国の検診機関で活躍しています。

新型コロナの影響もありましたが、「5類」移行後の2023年度は乳房超音波技術講習会を4年ぶりに開催しました。

継続的なご支援が、がんで苦しむ人や悲しむ人をなくす力になります。

生活習慣の変化や高齢化などにより、がんになる方、なくなる方が増加。一方で5年生存率は60%を超えるようになり、「がん=死」ではなく「治癒できる病気」になってきています。
たがいに支えあい、誰もが希望をもって暮らせる社会をつくるために、継続的なご支援をよろしくお願いいたします。